ガザ美・ネスト

ガザ美コンテンツと今日カーとか色々

ガザ美講評 「マンティス・キリング・マン」

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9441068

今回紹介するのはゼロナイン作のガザ美ノベルス「マンティス・キリング・マン」である


あらすじ

銃弾と薬莢の見つからない不可解な銃撃殺人。それに甲殻怪人の匂いを嗅ぎつけたガザ美。蟷螂の名を冠する甲殻怪人との戦いをガザ美は生き残ることが出来るのか。


登場人物

ガザ美:ゼロナイン作のノベルでは影の薄かった彼女がとうとう主人公らしい活躍を見せる。様々な武器を用いるテクニシャン。

モンハナシャコ:ゼロナイン考案の甲殻怪人。片言の日本語を喋りどぎつい色の服を着た怪しい奴だがその戦闘能力やフーリンカザンは非常に高い。


感想

銃弾に匹敵する威力を持つパンチを放つモンハナシャコとの戦闘が描かれた本作ではヤギ氏やTLで考案されたガザ美の武器が惜しみなく用いられているのが特徴である。

アイスピックや遊泳脚はもちろん、ヤギ氏ワールドでは用いられていない大型バイクを使った轢殺や蟹光線、ガザ美モチーフキョンシーとの親和性も高い中国武器双鐗など多様なガジェットをフルに用いた戦闘はボリューム満点である。

敵であるモンハナシャコも銃撃貫手だけでなく蟷螂拳、瓦礫投擲、人質などヴィランに相応しい暴れっぷりだ。

特に現在ヤギ氏ワールドでは描かれていない生身の人間と甲殻怪人の戦力の差も描かれており、それらに目を付けたゼロナイン氏の観察眼と行動力は評価に値する。


本作では甲殻怪人の色は戦闘時に興奮すると変化するという設定が新たに明らかにされている。これは女の子、メスであるガザ美は本来のワタリガニの生態に沿わせるなら暗い地味な色をしているのが正しいが実際には有名かつ、イラストなどで映えるかっこいい色はオスでしか発色しない矛盾を解消するための設定と推測される。ゼロナイン作のイラストでも平時のガザ美のもみあげハサミは緑色をしているが

https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=68411157

(ガザ美のカラーイラスト)

マンティス・キリング・マンの1シーンを描いたと思われるイラストでは鮮やかな青色となっている

https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=68100528


モンハナシャコはクルマエビ並みにゼロナインのイラストが多くお気に入りと思われるが2019年4月9日現在他のゼロナインキャラであるクルマエビ、イセエビ、瑞希と異なり彼女が登場するエピソードはこれ以外に存在しない。今後に期待である。