ガザ美講評「ミミック・ギミック・トゥビッグ」
#5 甲殻道士ガザ美ちゃん ミミック・ギミック・トゥビッグ | 甲殻道士ガザ美ちゃん - 暴走輸送艦の小 - pixiv
今回のガザ美ノベルス紹介はゼロナイン作の「ミミック・ギミック・トゥビッグ」だ。
あらすじ
オスモウ!日本の国技である太古から受け継がれてきた神聖な競技に甲殻怪人が乱入?!乱入者クルマエビと偶々オスモウ観戦に来ていたガザ美一行の戦いの行方とは?!最後に土俵に残っているのは誰なのか?!
登場人物
ガザ美:主人公。友人の瑞希と共にお相撲観戦に来ている。
クルマエビ:突如として土俵に乱入してきた甲殻怪人。力士をなぎ倒す。
瑞希:テツジン(甲殻怪人を倒し、料理する者)。お相撲ファンということが発覚する。
南海王:現横綱。果たしてその正体は・・・?おそらく名前は作者のお気に入りの漫画「グラップラー刃牙」の登場人物烈海王からとられていると思われる。
感想
格闘技好きで好戦的なゼロナインらしく冒頭から戦闘がガンガン始まりノンストップで進んでいく。単なるステゴロ描写だけでなく策を用いた攻防やそれに伴う心理的描写も中々のものだ。ヤギ氏はロボットアニメなのにロボットが動かないとイラつきだす人間なので、戦闘の中に全てを詰め込んでいるこの小説はある種の理想とも言える形だと思っている。瑞希ちゃんは可愛いなあと読んでいて思う。